アメリカで生活する上で、必要になるのがソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)です!
ついに番号を入手しました。ビザの関係でかなり取得まで時間がかかってしまいました。
K1ビザ保有者はAOSでSSN申請をしたほうがベターだなという印象です。
申請から取得までまとめています!
SSNとは?
SSNはSocial Security Numberの頭文字をとったものです。
SSNは個人に割り振られたID番号です。日本でいうとマイナンバーのようなものですね。
税金申告や年金管理のために使われますが、以下の手続きの際の身分証明書としても利用されています。
- 銀行口座開設
- 運転免許の取得
- 携帯電話を契約
などなど。
今回SSNを取得する主な目的は、妻との銀行共同口座開設いわゆるジョイントアカウントをつくるために申請を行いました。
SSAで申請を選択
実はフィアンセビザからグリーンカードの切り替え申請(AOS)のときに、あわせて提出できる就労許可申請(EAD)にて、SSNの発行も申請できました。
ただコロナ禍で期間が読めなかったので、AOSよりSSAに直接いって申請したほうが早いだろう!と妻との話し合いでSSNの申請はしませんでした。
ですが「AOS申請のときにSSNを発行したほうが良かったな」とSSAで申請してみて思いました(笑)
合計3回もSSAに行くことになってしまったので、何が起きたのか説明していきます!
SSAとは?
SSAはSocial Security Administrationの頭文字をとったもので、SSNをはじめとした公的サービスの手続きを行えるところです。
申請準備
コロナ感染対策のため初めて申請したときは事前予約(電話)が必要でした。
また、以下の書類を準備して家の近くのSSAに行きました。
持参した書類
- アプリケーション SS-5
- パスポート
- 直近のI-94
- マリッジサーティフィケイト
アプリケーション用紙は以下SSAサイトのFormページよりダウンロードができます。
たくさんありますが、その中のSS-5のフォームを今回使用します。
申請書 記入例
アプリケーションで実際に記入した箇所を赤字にしてまとめてみました!
適宜ご活用ください。(もちろん記載されている名前等はすべて架空です)
5と11のチェック欄はどこが正解かわからなかったのと、9Bと10Bの両親の番号はないので未記入の状態でもっていきました。
「この4箇所どう記入すればいい?」と窓口に聞きましたが「別に書かなくてもいい」と返ってきました(笑)
申請1回目 申請受理!だがSSN発行拒否される
事前予約済だったので、SSAに入り整理番号を発行した後、数分で呼ばれました。
人は4〜5人ぐらいでした。
指示された窓口にいき、持参した書類を渡しました。
書類確認後、担当の方から以下の質問がありました。
他にも2つ程度聞かれた気がしますが、基本No/Neverと回答するものでした。
- 今までUS公的サービス使ってた?
- 就労許可付きのI-94取ったことある?
回答後、担当の方が席を外したので数十分そのまま待つと、申請完了の書類(控えのようなもの)を渡されました。
書いてある住所と名前に間違いないか確認してねと言われたので、チェックして
担当の方から二週間音沙汰なかったら連絡してねとのことでした。
すると、、、二週間程度経った後に、申請は却下されたと通知がきました、、、
内容はK1ビザの有効期限が切れているからSSNを発行できないよとのことでした。
申請時はまだK1ビザの有効期限は切れていませんでしたが、通知がくる間で確かに切れています。
ステータス更新中なんだけどなと思ったので、確認と再申請含めもう一度SSAへ行くことになりました。
申請2回目 再申請すらできず・・・
通知書を受け取った後日、同じ書類+AOS全書類をもってSSAへ
2回目はがらがらで待ち時間なしで呼ばれました。
担当の方からは滞在を証明できるものがないとだめと言われました。
AOS申請を受理された通知書類(NOA)を出して説明してもつっぱられてしまいました・・・
妻も一緒に来てくれていたので、断られたことを伝えると納得がいかず、改めて別の方と話したいとぐいぐい言ってくれました。
どうやらNOAなど通知書類ではだめで、VISAや就労許可証のモノがないと一切申請を受理できないとのことでした。
結果、グリーンカードもしくはEADカード(就労許可証)が来るまで待ちとなってしまったのです。
(またここにくるのか、、、無念)
申請3回目 申請受理。速攻でSSN到着!
ついにEADカードが届いたので、早速SSAへ!三度目の正直!
この頃はもう事前予約がなく先着順。
SSAにはお昼頃に来ましたが、入口には10人程度並んでいました。
建物に入ってもかなりの人がいたので、呼ばれるまでトータル30〜40分程度かかったと思います。
担当の方には、以前にSSN発行を一度断られた旨を伝え、他に今までとったアメリカビザのことなどを聞かれました。
その後、2週間ぐらいで届くと思うから待っててとすんなり終わりました。
そして1週間もしないうちにSSNが郵送で届きました。すごく早くてびっくり(笑)
SSNカードには就労のためだけにつかえるよ(VALID FOR WORK ONLY)と書いてあったので、ビザのステータスが変わったら切り替えないといけないようです。
番号はがんばって暗記します・・・!
まとめ
SSAでの申請は難しくありませんでした。
ただ、向こうが確認する証明書はシビアにきまっているので、SSA申請はビザの有効期限が余裕のあるときに行ったほうがいいです。
もし有効期限がぎりぎりで丁度切り替えのタイミングだったら、今回のケースのようにEADカードなど合法的に滞在している証明書を取得した上で申請する形になります。
基本的にはEADの申請とあわせてSSN申請した方がベストなやり方だと思いました。